韓国、弘大にある人気のレトロライフスタイルショップ、「neon moon」のポップアップストアが3月17日までの期間限定でラフォーレ原宿にオープン!

neon moonとは?

ファッションデザイナーとして活動後、2年間の日本留学を経験したチョ・ヨンジュと視覚デザインを専攻し、ストリートファッションマガジン「CRACKER YOUR WARDROBE」で4年間メインデザイナーとして活動していたイ・ソソによりオープンしたレトロライフスタイルショップである。オリジナルライン「ピンクパラダイス」は70 – 80年代、アメリカ RETRO MOODにインスピレーション受けて製作している。当初、純粋に好きなものを販売していたという小さなショップで、自分たちがずっと持っていたいようなものを製作し、一つずつ販売するようになった。それを皮切りに韓国ではneon moonの熱狂的なファン層が形成され、今では一つのブランドとして定着した。最近では、ヴィンテージ雑貨、玩具以上にオリジナルラインが特に人気を集めている。 ──erinamさんのブログより

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今回のインタビューでは来日中のオーナーのおふたりと、今回このホップアップストアを開催するのに当たってコーディネイターをされた、現在日韓でデザイナーとして活躍されているErinamさんに韓国のアートのことについて、お話を伺ってきました。

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──ポップアップショップをオープンすることになったきっかけを教えてください
ヨンジュさん:最近日本やアメリカ、ロンドン、タイ、中国など様々な国からお客さんが来てくれるので国外でも展示会をするなどして活動を広げたいと思っていました。今回は日本の友達に手伝って貰い、ポップアップショップの出店が実現しました。

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──日本に常設の店舗を出す計画などはありますか?
ヨンジュさん、ソソさん:具体的な計画などはありませんが、ぜひやりたいです。外国に住みながら仕事をするのが夢なので将来日本やアメリカ、ハワイなどに住んでみたいです。

──neon moonという名前の由来を教えてください
ヨンジュさん:深い意味はないけれど彼女(ソソさん)の好きな単語がネオンとムーンなのでそれを組み合わせたものになりました。ファンタジーのようなイメージです。

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──海外などで商品を買い付けをされる際に大切にされることは何ですか?
ヨンジュさん、ソソさん:自分が欲しいと思うものを買います。私達がオリジナルで作っているものでも自分が着たい服、持ちたいものを作るということを大切にしています。買い付けの際は売れなさそうな物でも自分が好きだと思えば買います。

──どういった場所で商品を買い付けをされることが多いですか?また、どのくらいの頻度で商品を買い付けをされますか?
ヨンジュさん:3ヶ月に1回ほどで日本が多いです。理由は近くてかわいいものがたくさんあるからです。現在アメリカとヨーロッパにはバイヤーさんがいてその方にお願いしています。

──良いと思って買い付けしたのものが売れていく時、寂しいと思うことはありますか?
ヨンジュさん、ソソさん:あります。売らないでと言うものもあってそれは後ろに置いておきます。(笑) 他に売らない理由は売れたら他のお客さんが見られないから、自分の好きなものをお客さんと共有したいという思いもあります。加えてお店のコンセプトは3ヶ月に1回変わります。今のコンセプトはユニコーンで、オリジナルの商品も作るので今は看板のネオンもユニコーンになっています。今はショウウィンドウにユニコーンのものも沢山飾ってありますが全て売り物ではなくディスプレイだけです。

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3ヶ月に1回お店のコンセプトが変わるのでショウウィンドウもディスプレイも変わる。

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こちらはクリスマス仕様の様子。お店のInstagramから。

──輸入品だけでなくneon moonオリジナルの商品も出されていますが、コンセプトなどはどのようにして考えられますか?
ヨンジュさん:オリジナルのブランドの名前はPink Paradise(ピンクパラダイス)で、主に70〜80年代のアメリカの雰囲気からインスピレーションを受けています。

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──好きなアーティストや作品などを教えてください
ソソさん・ヨンジュさん:『長靴下のピッピ』が好きです。昔はテレビでよく映画やTVドラマをやっていてそれをよく見ていました。作品の暖かい雰囲気が好きで色合いや明るい彼女の性格なども好きです。 

──人気グループf(x)のティーザー画像などでneon moonさんの商品が使われていると聞きました。これはどういう経緯ですか?
ソソさん:実はわたしたちには何も知らされていなくて。お客さんに教えてもらって知りました。スタイリストさんたちが選んだようです。

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© S.M. Entrainment

──好きな街はありますか?
ヨンジュさん、ソソさん:アメリカのフロリダ、韓国の弘大(ホンデ)、日本の京都。フロリダはいつも晴れで気分が良くなります。どちらかというとパリやロンドンなどよりも海などがあって元気なイメージのある場所が好きです。韓国だと弘大、延南洞(ヨンナムドン)。あと京都も好きで、関西に行くと必ず訪れます。古いものを守っている伝統的な雰囲気が好きです。

──韓国にも京都のように古くから残っている場所ってありますよね?
ヨンジュさん:韓国にもありますがそんなに大事に保護されていなくて、みんな新しいものが好きだから全部倒して新しい建物を建てることが多いです。日本には歴史の長い50年以上続く老舗の食堂などありますが韓国にはそういうお店はないです。成功したと思ったら建物のオーナーがその建物を親戚にあげたり、そういうことが多くて。商売する人の状況が大変です。契約が終わったらすぐ撤退、と言われることも多いです。

──ヨンジュさんは2年間日本に留学されていたと聞きました。日本でどのような勉強をされましたか?
ヨンジュさん:姉が大阪で働いていて、誘われて良い機会だと思い大阪で日本語学校に通っていました。

──お店以外に何かされていることはありますか?
ヨンジュさん:彼女(ソソさん)はとても音楽が好きで、ギターも弾きます。大学ではバンドのボーカルをやっていたので歌もうまいです。あと音楽の知識が豊かでをセンスも良くて店で流れている音楽は全て彼女が選んでいます。聞く音楽がめっちゃオシャレです。彼女は日本に来たら古い日本のCDを1時間とか見たりするので僕は服を見に行って別々にショッピングすることが多いです。昔は電話でギターでよく弾き語りをしてくれたりしていました。
ソソさん:夢はゆっくり時間があれば音楽を作ることです。

──どんな音楽がお好きですか?
ソソさん:ジャズが好きです。あとはマイケル・ジャクソンのようなポップソングも好きだし日本だと椎名林檎が好きです。フジロックにも行きたかったです。

──韓国を訪れた際はお店にぜひ伺いたいです。今日はありがとうございました。
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インタビューしている間も優しい笑顔でニコニコされていて、とってもおしゃれでとってもキュートなオーナーさんたちでした。

 

今回コーディネーターをされた日韓で活躍されているデザイナー、Erinamさんへの質問

──渡韓されたきっかけは?
もともと韓国の音楽が好きだったんですが、韓国のCDを買ったときパッケージのデザインが色んな形をしていたりすごく面白いのが沢山あって。それに写真集みたいに分厚くて紙や写真の質とかもすごく良くてエディトリアルとしてもすごく素晴らしくて。その後フォトグラファーさんやデザイナーさんの名前をすごく調べたりして韓国でデザインの仕事がしたいと思って日本でデザイナーの仕事をした後に去年渡韓しました。
*エディトリアル=エディトリアル・デザインのことで新聞や雑誌、書籍など出版物デザインのことを指す。

──韓国ではどんな場所がお気に入りですか?
梨泰院(イテウォン)という街がお気に入りです。外国人が多くてお酒を飲むところがたくさんあって、米軍基地の近くなのでどこか異国のようというか、アメリカっぽくておもしろい。オシャレなお店もたくさんあります。

──好きなアーティスト、インスピレーションを受けるアーティストなどはいますか?
デザイナーになりたいと思ったきっかけは野田 凪さんの作品が凄く好きで、高校生の時にこういう仕事がしたい、と思うようになりました。韓国のアートに興味を持ったきっかけはミン・ヒジンさんというSMエンターティメントのアートディレクターのデザインが凄く好きで興味を持ち始めました。

──韓国でのデザイナーとしての労働環境などは日本と違いますか?
韓国でデザイナーとして仕事をし始めてまだ少しですが今はキャンドルショップのパッケージやフライヤーなどのデザインをしています。会社で働いてないのであまりわかりかねますがフリーランスとして働く環境としては日本とあまり変わらないなぁという印象です。
*Erinamさんの韓国滞在絵日記(韓国語/日本語)
https://www.instagram.com/tanosii_kimpap_life/

──Erinamさんのブログでソウルのアートブックフェアについての記事(後のリンク参照)を読んでとても興味深かったのですが出品されている作品について伺いたいです。
ブログ記事→ seoul art book fair : UNLIMITED EDITION 07

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Erinamさん:写真に絵を載せたり、自分で女の子の写真を撮ったりしています。現在このZINEは韓国の本屋さんに置いてもらっています。

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Erinamさん出品のZINE

──日本のアートブックフェアと違うなと思うところはありますか?
日本のアートブックフェアより規模がすごく大きくて、開催された日は雨で寒くて天気も悪い日だったんですが入るのに外で2、3時間待ったと聞きました。日本のアートブックフェアの会場もぎゅうぎゅうですがそれをはるかに超えるぐらいのぎゅぎゅう状態でした。全体的にアートへの注目度がすごく高いです。あと日本だとある一定数ピンクとか、ちょっとファンシーだったりガーリーだったりする作品が多いと思うんですが、韓国のアートブックフェアではそういった作品がほんとうになくて作風が全然違います。少しシュールで、色使いもトーンが日本よりも暗いイメージです。雰囲気のある写真や、イラストレーターさんより写真の作品が多いかもしれません。スタイリッシュなイメージの作品が多いです。

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── 韓国を旅行した際訪れるのにおすすめしたい場所やお店などを教えてください。
neon moonと、弘大にある本屋さん Your Mindです。ソウルにある本屋さんを全て回ろうと計画していて色々なところに行きましたが今のところこの本屋さんが一番好きです。あとは光化門にある国立現代美術館もおすすめです。現代アートがたくさんあって、すごく広くて。日本だとこんなに大きい美術館は東京にはないと思います。作品の規模がすごく大きくて20メートルぐらいある作品とかもあります。あとは最近の人気スポット、梨泰院(イテウォン)にあるD ミュージアムもおすすめです。

── 本日はありがとうございました!

neon moonのポップアップストアは3月17日までラフォーレ原宿2F Containerにて開催中!お近くの方はぜひ立ち寄ってみてくださいね!

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また今回のポップアップショップはお二人のオリジナルライン、『Pink Paradaise』の商品がメインですが、本店にはお二人が集めたおもちゃや雑貨に加えて3ヶ月に1回変わるというコンセプトのもとディスプレイされたショウウィンドウを見ることが出来るので、ソウルを訪れる機会がある方はぜひ本店に訪れてみてください♥

■Information
neon moon (本店)

平日 03:00 – 09:00 週末 01:00 – 09:00 火曜定休日
서울 마포구 연남동 227-17
ソウル麻浦区延南洞227-17
02)326-3002
公式ホームページ: http://www.neonmoon.co.kr/
Instagram:(@neon__moon)

Erinamさん
ブログ http://omusubierina.blogspot.jp/
Instagram https://www.instagram.com/i.mannalo.you/
Tumblr http://erinam-ports.tumblr.com/

韓国滞在絵日記(韓国語/日本語)
https://www.instagram.com/tanosii_kimpap_life/

Tsukasa
Sister Magazine、Scarlet & Juneを運営しています。
Instagram & Twitter: @scarletbluess