忘れられない出来事があります。中学生の時に女子からモテていた男子に彼女がいることが公になり、女子たちはその人の彼女はどんな“かわいい”子なんだろう、とガールズトークに花を咲かせていました。しかし、女子たちの予想とは異なり、その相手の子は学内でも勉強のできることで知られている、いわゆる“地味”な子でした。みんなは、なぜあの子がその人の彼女なのかと言い、納得のいっていない様子でした。当時の私には、その様子が不思議で「あの子の頭がいいからじゃない?」と言いました。その時、友達の一人が「それが好きになる条件になるわけがないじゃん」と返してきて、周りも否定することなく、同調の意を示すように笑っていたのが納得できませんでした。

当時私たちはまだ未熟であり、私が彼女の知的さを頭がいいと表現したのも原因の一つだったのかもしれません。だけども、今もなお“女性の知性が魅力である”という考えが、日本ではあまり浸透しないように感じます。確かに、若くて美しいことが価値とされる風潮があるのは、日本だけの話ではありません。しかしながら、ただそれだけで良しとされる社会が当たり前とされ、さらに知性が十分に評価されないことに疑問を感じます。

それが何を意味するのかをよく考えてみてください。若さと美しさだけが評価されていることは、あなた自身が評価されていることになるのでしょうか。美しさにも様々な基準がある中で、私たちの場合それはあくまで小さなコミュニティの中でのみでの評価です。そして、若さは有限であることから、それだけを味方に生きていくことは非常に危険だと考えられます。また、この評価基準は周りの意見によって左右されるものです。いつも周りの評価を気にして、日々老いることを恐れながら生きる、そんな自分を好きになれるでしょうか?

私は、人の評価からではなく、自分で評価して好きになれる人になりたいと考えています。魅力というのは自信に満ち溢れている人から自然と醸し出されるものだと思います。その自信を得るには、知性と感性を磨くことが大切です。この二つは有限なものではなく、自分が増やそうと思えばいくらでも蓄積することができます。そして、この二つが裏切ることは決してありません。

また、知的な女性は可愛げがないと、煙たがられることも珍しくないのが現状です。この状況を変えるには、まず自分自身がこの状況の異常性に気づき、自分たちで変えようとしなければ始まりません。そのためにも知識、感性は必要不可欠です。この状況にみんなが違和感を覚える、そのきっかけにこの記事がなれば幸いです。

Maya
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