もう今年もあと2週間!?12月に入ると毎年驚くのが、急に時間が早く過ぎていくことです。毎日があっという間で、よくわからないまま気がついたら年を越しています。

そんな日々の中で、毎日をしっかり暮らすということをできている人はどれ程いるのでしょうか?私もその1人になりたいのですが、まだまだ道のりは長いです。日々の中で起こる様々な出来事や、あらゆる物事、それから自分自身ときちんと向き合いながら毎日しっかり生活していくというのは、実際は簡単なことではないと思います。

そんなあっという間に過ぎていこうとする毎日との葛藤の中で、The Winter Issueの募集を目にしました。もの書きの経験や知識は全くありませんが、いつか私も関わってみたいと思っていたSister Magazine。年明けには留学と就活を控えた今の私にとって、今がチャンス!と思い、応募を決めました。

私は昔から自分のことを知ってもらいたい欲が強く、おしゃべりで、自分の意見をはっきり述べる子どもでした。だから、誰かに読んでもらうために記事を書いて自分の中にある“何か”発信するということは、私にぴったりだ!と思ったのです。

ところが、、、

いざパソコンに向かうと、その“何か”は一切浮かばなかったんです。自分は何を伝えたいんだろう?って何日も考えたけれど、本当に心から言葉にして伝えたいことはとうとう見つかりませんでした。すごくショックでした。わたしは気づいたら空っぽになってしまったのかもしれない。すごく寂しくて、孤独すら感じました。

いつから?どうして?って考えたら、やっぱり認めたくないけどスマホに時間と思考を奪われてしまっていたのだと思います。

時は遡って中高生の頃は、ブログや日記、手紙で自分の好きなもの、楽しかったこと、今感じていることなどをちゃんと言葉にして残したり発信したりしていました。当時スマホはまだなくて、私は普通の携帯電話すら持たせてもらえなかったので、情報の発信は手紙などの紙媒体か、1日1時間まで使うことを許されたパソコンだけだったんです。ブログには、自分の好きだったアイドルや音楽のこと、学校のこと、家族のこと、楽しかったこと、悲しかったことも腹が立ったこともたくさん書きました。たまに共感や励ましのコメントが来て、すごく嬉しかったりして。

そう遠くない昔の思春期だったその頃は、物事をいちいち真剣に捉えて考えて自分の中でもやもやしたりしながら、それをなんとか言葉にしていました。今思えば、それは自分を確認する為の作業だったように思います。

今の私はどうだろう。自分の暮らしや自分自身をよく見せることに傾倒していないだろうか。毎日を本当に心から楽しんでいるだろうか。物事に対して思考するということを怠っていないだろうか。

朝起きたら必ずチェックするInstagramの中には、理想の暮らしや羨ましい生活があるかもしれません。でもそれは当たり前ながら、私のものではないのです。なぜなら、私はそれを目で見ているだけで、経験したわけではないから!なんでも“おしゃれに見せる”ことが悪いことだとは思いません。でも、1番大切なのは楽しかった思い出や幸せ記憶そのものです。四角く切り取られたキラキラは、そのほんの一部であることを心に留めておく必要があると思いました。

よく思い返せば、私は最近ひとの気持ちにも鈍感になっているような気がします。自分の不甲斐なさの全てをスマホと消費社会のせいにするのは違うと思うけれど、少なくともわたしの脳は間違いなく、日々の出来事を自分の中で受け止めること、考えることをおざなりにしていました。しかも気がつかないうちに。

スマホとSNSの普及によっていろんなことが便利になったけれど、もっと大事なことが置き去りにされているのではないか?というメッセージはそこら中に溢れていますし、耳にタコができるほど聞いてきたと思います。私は大丈夫と、どこか他人事のように聞き流していました。日々をしっかり大切に生きよう、心の底からいいと思えることをしよう、と思っていたはずなのに。認めたくないけれど、いつのまにか私も、“スマホに支配されて膨大な時間と思考さえも奪われて空っぽになりつつある人”の1人なんだと気づくことができました。

今の私ももちろん大好きだけど、このままのでは、年明けからの留学生活を無駄にしてしまう。その先に待っている大事な将来の選択だって、できないと思います。 私みたいに、時には今の自分に失望してしまったり、満足できなかったり、将来が不安だったり、自分のやりたいことがわからなかったりする中で、SNSに流れてくる充実した生活をみて焦りを感じている人もいると思います。何かやりたいけど、何をしていいかわからない。そんな人もたくさんいると思います。

そんなとき、まずは自分の日々の生活に目を向けてみてください。

例えば私の場合、

寒い日に家族が待つ家に帰った時の家の中の目に見える暖かい空気。

映画を見ながら飲むホットチョコレート。

キラキラのクリスマスツリー。

寒い日に好きな人と「寒いね、寒いね」って言い合いながら歩くこと。

何気ない日常の些細なことに大きな幸せを感じられる本当に大好きな季節。なんとなく過ごしてしまうのはもったいない!今からでも遅くないと思っています。私は少しずつですが、自分自身のこと、大切な人のこと、日々の出来事をじっくり受け止めています。自分が幸せを感じることに、少し敏感になれたような気がしています。

nonoka
横浜の大学3年生
好きな色は赤色、食べることが大好き
好きなことを好きなだけやりたいと思っています。
instagram: @mini_ako